台湾人夫と白川郷バスツアーに参加してみた

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念願の冬の白川郷とライトアップツアーに参加してきたのでどんな旅だったか紹介します。

白川郷へはバスツアーが便利

2025年の冬、念願の白川郷 バスツアーに行ってきました。
住んでいる地域は雪が降らないのでスタットレスタイヤもないですし、雪道の運転は慣れていないので今回はバスツアーに参加してみました。

台湾人夫は以前から日本のバスツアーに興味があり、近場の日帰りツアーに参加して以来、気に入ったようでまた参加したいと思っていたところでした。
台湾にもバスツアーもあるみたいですが、基本的にホテルの料金はツアーに含まれておらず、自分でホテルを予約してバスツアーを別で組み合わせるってのが一般的なようです。

日本はホテルもパッケージに含まれていて、自分で運転する必要もなくバスの中で自由にお酒を楽しんだり、気ままに過ごせるのが良いそう。

今回は1泊2日の白川郷民家夜間特別公開ライトアップ付き2日間のツアーに参加してみました。ユネスコの世界遺産(文化遺産)にも登録されている白川郷・五箇山の合掌造り集落を楽しめました。バスツアーについてあまり情報がなかったのと各ツアーによって内容も違いますので参考にご紹介してみます。

大阪から雪の世界 白川郷へ

まずは新大阪駅からツアーバスに乗り、途中2回の休憩を挟み4時間30分ほどで白川郷へ到着。出発は結構ゆっくりな10時出発だったのでランチはツアーに含まれておらず各自、道中に休憩で立ち寄ったサービスエリアか持参したお弁当を食べるスタイル。


私たちは駅でお弁当を購入していたのでバスの中で食べました。
白川郷の昼の観光時間は1時間しかない予定だったので、現地で食べ歩きなどは始めからしない予定にしていました。

サービスエリアでの休憩は2回あり、各20分程なのでトイレを済ませ、少し軽食等をみたりお土産をみたりするとあっという間でした。サービスエリアって楽しいよね。

ここは本当に日本?!海外に人気な白川郷

到着してまず驚いたこと。その日は寒波が来ていたため、雪の量も多かったですが、それよりも人、ひと、人の量。

写真は実際の様子。駐車場から白川郷までは徒歩10-15分。であい橋とう橋を渡って集落へ向かいますがこの道の雪がなんせカチコチで滑る滑る。危ないのでスノーブーツやグリットがついた靴必須です。

ほとんどが海外の旅行者で日本語が聞こえないほど。耳をすませて聞いてみると英語、ベトナム語、韓国語、中国語、インドネシア語など様々な言語。白川郷のオーバーツーリズムが問題視されている昨今。本当に痛感しました。

かといって特にトラブルはなかったですが、全くイメージしていたものと違って昼の観光は少し期待はずれ。
人が多すぎて景観を楽しむことができず、時間も限られているため少し散歩して終了。といった感じで一旦バスに集合。

混んでいるのと雪のカチカチ道で早く歩くこともできず、急いでバスに戻る感じでした。

ただ、普段見ることがない雪の量と郷土料理の五平餅をゲットすることができました。
五平餅は愛知県や岐阜県、長野県の山間部で伝わる郷土料理らしく初めて食べたのですが、と〜ても好みでした。ご飯の粒々が少し残っている食感や、味噌の少し焼かれた香ばしさがあり、とてもおいしかったです。次の日もどこかで食べようと決意しました。

夜の白川郷民家園ライトアップがおすすめ

17:30頃から白川郷民家園の貸切ライトアップがツアーに含まれていて、バスの中で少し待機。夕方の17時〜徐々に暗くなってきました。

民家園の散策は同じバスの人だけの貸切なので混雑することもなく、情緒ある風景をゆっくり堪能できました。
日中は凍った道を歩くのが大変で、着込んでいたせいもあり、それほど寒さを感じず、汗ばむくらいでしたが日が暮れると寒さが身に染みる〜

ただ、冬の雪化粧をまとった昔ながらの合掌造りの家々や夜の青空はとても美しかったです。

積雪量もすごい。

白川郷の合掌造りの家々や集落の風景は、私には日本の風景というより最近旅行で行ったドイツのローテンブルクと似ているように感じました。
ローテンブルクの街並みを夜に散歩するのが好きだったのですが、白川郷の景色を見ていると中世の街並みがとても素敵なヨーロッパの夜の青い空を思い出しました。


まるでおとぎ話?童話?の世界に入り込んだような不思議な雰囲気でとても好きでした。
昼の散策も良いと思いますが、私のおすすめは断然、「夜のライトアップ」です。

飛騨牛しゃぶしゃぶと朴葉味噌焼に台湾人感動

1日目のツアーの行程も無事に終わり、あとは夕食のみ。夕食はツアーに含まれているレストランでの食事でメニューも決まっていましたがしゃぶしゃぶ好きな私、和牛好きな台湾人夫にはちょうど良いメニュー♪

私は飛騨牛を食べたこともあり、夫の何度も日本に来ているため和牛の味も知っているので、そこまで感動はないかな〜っと思っていましたが「朴葉味噌焼き」が思いのほかおいしくって味噌をお土産に買いました。

昔、朴葉焼きを食べたことがありましたが、その時はそこまで感動しなかったのに大人になると味覚も感じ方も変わってくるんですね。
焼いて、少し香ばしくなったお味噌は抜群にご飯が進むじゃありませんか。お酒のおつまみにも、もってこいですね。全体的な量は少なく感じましたが、まあツアーのご飯には特に期待してなかったのと、どうせホテルで夜食を食べるので程よい量でした。

お味噌って健康にも良いし、腸にも良いし、美容にも良いし、いろんな料理にも使えるし最高ですね。若い頃はわからなかった魅力や発見ができるのが大人になってよかったな〜楽しいなと思う今日この頃。

ホテルアソシア高山リゾートに宿泊

ホテルはツアーに含まれているホテルアソシア高山リゾートに宿泊しました。高山駅からバスで10分ほどの高台にあります。外は暗くてはっきり見えませんがきっと景色は良い。
21:00に売店が閉まるギリギリに到着し、部屋で食べる夜食やお酒、お土産を買いました。
無事にご当地マグネット(私の趣味)も購入でき、あとはお風呂に入って晩酌して寝るだけ。

ホテルの売店で少し調達したものたち。
白川郷のたまごせんべいは可愛くて一目惚れ。ほんのり甘くて懐かしい味。
飛騨高山って言ったら醤油ラーメンでしょってことでご当地ラーメン ニュータッチの凄麺、飛騨高山中華そばを購入。醤油ラーメンってあまり食べたことがなかったけどさっぱりでスープも美味しく完食。

夫はご当地のお酒が大好きで初めて飲むにごり酒の、「飛騨のどぶ」を試してみました。渡辺酒造店のブランドで人気もありリピーターも多いそう。
口当たりは米の粒々が残っていてどろっと濃厚。ヨーグルトを食べている感覚。ほんのり甘くてお酒があまり飲めない私も美味しくいただけました。酵母が生きていて体にも良さそう。サイダー割にしても美味しいそうで、漬物ステーキ(飛騨の郷土料理)飛騨牛すき焼きと相性がいいみたい。今度試してみたい。

他にも牧成舎のバニラカップアイス。飛騨の自然の中、のびのび育てた牛さんのミルクで作ったアイス。さっぱり、でもミルクの旨味たっぷりでおいしかった〜

旅の疲れを癒す温泉〜露天風呂は最高

ホテルの部屋は洋風でエレガントな雰囲気。少し古い?でも清掃もきちんとされている感じで、お部屋も広く収納もたくさんあり快適に過ごせました。空きスペースでダンスだって踊れちゃう。
私たちは洋室タイプでしたが和室タイプも雰囲気が良さげでした。

大事なポイントのお風呂も種類が豊富で、五右衛門風呂や寝湯がありインフィニティっぽいお風呂もあったりとゆっくりできて旅の疲れが癒されました。

あ〜日本に生まれてよかった〜幸せ〜といつも感じます。

台湾人夫にお風呂どうだった?と聞いてみるとほとんどツーリストで日本人客はいなくてこの前行ったブダペストの温泉かと思ったよ。ははは〜と笑っていました。
温泉は楽しめたようですが、男湯は海外の観光客の時間帯と被ったのか異国の風呂に入ってる気分だったようです。かくゆう彼も外国から来た観光客ですが・・・

てな感じで1日目の白川郷バスツアーも無事、終了。2日目は高山市街を散策です。

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